00:00では続いての特集です
00:02日本の防衛力強化の波が全国に広がっています
00:06防衛予算増額に期待する基地の町長崎県佐世保
00:11市
00:12ここに拠点を置く水陸機動団は拡大し続けています
00:17南西諸島有事の最前線部隊にカメラが入りました
00:29長崎県佐世保市
00:32これは報道特集のカメラが水陸機動団の中途地で
00:37捉えた映像だ
00:39時速70キロで走る水陸両用車
00:46占領された島に上陸する作戦の切り札だ
00:56海上に出る前に必ず行われるのが機密製の点検
01:01だ
01:04重量24トン
01:06鉄の塊が水に浮く
01:21隊員は全員が戦車隊の出身だ
01:26島に上陸するというのは結構緊張するんじゃないですかね
01:29そうですねやっぱり訓練しているとはいえ緊張度は高いですね
01:34台湾有事なんてどうですかね
01:36台湾有事につきましてはちょっと自分の立場ではお答え
01:40できませんので
01:41差し控えさせていただきます
01:44機動団を輸送する大型船が接岸できる不当の建設
01:49が急ピッチで進んでいた
01:53国家安全保障戦略に定める対GDP比2%水準に
01:58ついて補正予算と合わせて
02:00今年度中に前倒しして措置を講じます
02:06防衛費を2年前倒し
02:10GDP比2%へ引き上げた高市総理
02:16さらに防衛省は来年度予算の外債要求では
02:21過去最大となる9兆円を求めた
02:26防衛力整備計画に基づき
02:292023年度以降防衛費は大幅に拡大し続けている
02:37高市内閣が打ち出す防衛力強化と予算増額に
02:43サセボの期待が高まる
02:50この街に拠点を置く
02:53日本版海兵隊に迫る
03:05長崎県サセボ市
03:07毎朝8時
03:09街中にアメリカ国家と君がよが響く
03:15日本海で弾道ミサイルの停滞に当たっていた
03:20イージス艦コンゴが現れる
03:25周囲を威圧するようにそびえる
03:28130メートルの巨大な3本の無線塔
03:32真珠湾攻撃の誤記情報を発信したと言われる
03:401889年
03:41日本海軍が金字符を置いた小さな漁村は
03:45巨大な軍港に変容した
03:50サセボ市は戦前と戦後が混在する基地の街だ
03:57基地との共生を掲げるサセボ市には
04:00基地政策局が存在する
04:05共生の街ですね
04:06常に基地と共に歩んでまいりましたので
04:11基地があるのが当たり前の状態ということで
04:17基地政策局は基地の経済波及効果を
04:21年間およそ1320億円と試算している
04:27人口を維持するためにも
04:29あと経済的な部分というのは大きいというのは
04:31十分認識しておりますので
04:33そこでの基地の必要性で
04:35あと何よりも国防の一翼を担うという風な
04:39ところもありますので
04:43市役所には自衛隊員が頻繁に出入りする
04:48雇用する退職自衛官は
04:50イージス官の官庁を含め30人に上る
04:58旧海軍の軍事施設は
05:00戦後アメリカ軍が接収し
05:03現在も使用している
05:05サセボは在日アメリカ海軍の拠点でもあるのだ
05:12旧海軍が建設した赤崎チョイジョの地下タンク
05:16には
05:17およそ20万キロリットルの燃料が備蓄されている
05:22大型タンカー1隻がそのまま埋まっている計算だ
05:29前畑弾薬庫の弾薬は総量4万6千トン
05:34アジア太平洋地域では最大の規模だ
05:40イラン攻撃で中東に派遣されていた
05:43強襲揚陸艦トリポリも帰還してきた
05:50地球規模で展開するアメリカ軍の
05:54軽戦能力を支えている実態が浮かび上がる
06:03岸周辺には中小の防衛関連企業がひしめく
06:10従業員13人の中島ノズル
06:14創業以来65年間燃料の噴射機のメンテナンスを
06:19専門としている
06:23防衛予算増額については
06:27期待はしております
06:29ロシアとウクライナの戦争とかから始まって
06:33最近戦争が多いですけど
06:36米軍さんの仕事は若干多くなっているかなという気はします
06:40戦争が多くて
06:42さすがの街が景気が良くなるし
06:44ちょっと生きにくな
06:45まあそうですね
06:49それは何とも言えないですね
06:51ちょっと複雑ですね
06:553電子工業は従業員16人
07:00会議室には自衛隊やアメリカ海軍からの感謝状が並
07:05ぶ
07:06艦船本体に加え電気関係の修理は
07:10皿洗い機やトースターまで全て受け負っている
07:15きな臭いぐらいはいいのかもしれないんだけど
07:18もう募集している船が4杯ぐらいいるので
07:22その連中は佐世保に帰ってきて
07:27修理が出るんじゃないかと思うんですけど
07:29仕事に行っている分いろいろあちこち壊れてくるだ
07:32ろうから
07:34高市内閣というか政府がですね
07:36結構防衛予算を増やして
07:38それは影響はないですか
07:40まだないけど期待
07:42いい傾向ではあるかなと思っているけど
07:46坂本社長は米中の対立が景気を刺激してくれると
07:53話す
07:54習近平さんが頑張っているけん
07:56トランプも頑張らなきゃということになって
07:58佐世保基地強化という話になるでしょ
08:03だから習近平のペイはPAYじゃないかなという冗談ですよ
08:103200社が加盟する佐世保商工会議所
08:14防衛予算の増額は大歓迎だ
08:19国策の町としてある以上は基地を受け入れる代わりに
08:23基地があることによって地元も栄えないと
08:28基地がない佐世保は
08:30単なる最果ての町になってしまうと語る
08:35佐世保の場合は今のところ基地の町
08:39国を守る拠点としての基地の町で
08:42生きていくしかない道じゃないかなと思ってますけどね
08:47在日アメリカ海軍の司令部にたなびく国連機
08:541950年に勃発した朝鮮戦争は
08:573年後に急戦が成立した
09:01アメリカを中心とした国連軍は
09:04佐世保戦争が再開されれば
09:07いつでも使える基地に指定した
09:11国連機は朝鮮戦争が
09:14いまだ集結していないことを示しているのだ
09:21太平洋戦争後
09:23佐世保を復興させたのは
09:27佐世保に基地改正の時期が来た
09:31それは予期しなかった方角から来た
09:34朝鮮動乱がすなわちそれである
09:39岡本昌造さんは当時アメリカ軍基地の従業員だ
09:44った
09:46朝鮮戦争の時はそこのドックにはいっぱい
09:49アメリカのカーセン
09:51いましたよ
09:53朝鮮戦争の時はもういっぱいでした
09:55無理な残業でも
09:58あの頃は手当てが良かったからね
10:03佐世保は商兵の私物
10:05土産品などの購入地となり
10:09莫大な消費地と化した
10:13辻雅宏さんは好景気に沸く街の様子を鮮明に記
10:18憶している
10:22死ぬか生きるかの戦場からね
10:24休暇で帰ってきたら
10:27もう何ヶ月分かたまってる給料をね
10:30もうバンバン使うわけです
10:33だからもうドルが街中にあふれてる
10:39多くのアメリカ兵の遺体が
10:41佐世保に運ばれてきた
10:44ゴムの袋に入れたね
10:46遺体をね
10:47佐世保にもうね
10:49ものすごい数持ってきて
10:52それで
10:53佐世保から米軍
10:55あの本国へね
10:57輸送してたわけですね
11:00きな臭くなるとね
11:03街が忙しくなると
11:05だから平和の時はね
11:07あのあんまりパッとしないと
11:10というのが宿命なんですね
11:15経済面で基地に依存する佐世保だが
11:18反戦運動の最前線になった時代もあった
11:291968年ベトナム戦争の最中
11:32アメリカの原子力空母
11:34エンターフライズの入港阻止の
11:37大規模な反対運動が起きた
11:42しかし国際情勢の変化とともに
11:46運動は下火になっていった
11:51若者に受け入れられていない
11:52というかもう古臭いような感じ
11:55基地があるということとともにですね
11:57リスクを背負っているんだということを
11:59分かっていただいて
12:01もう一度この平和運動をですね
12:03盛り上げていきたいな
12:06運動には佐世保ならではの
12:08難しさを感じるという
12:12私小学校の教員なんですけれども
12:14教え子の保護者の方にですね
12:17自衛隊の方もたくさんいらっしゃいますし
12:20声を大にしてね
12:23反基地反戦というのは
12:26なかなか難しいところがありますよね
12:35佐世保が官民一帯で
12:37経済効果を期待しているのが
12:40水陸機動弾の増強だ
12:44小銃を携帯しての行進は
12:47商店街の要請で始まった
12:59水陸機動弾の前身は
13:01西部方面普通科連隊だ
13:07発足当初
13:09若い隊員の教育的意味合いが
13:12強い部隊だった
13:28しかし尖閣諸島の領有権を巡り
13:32中国との緊張が高まり
13:34連隊は水陸機動団に改変され
13:383000人の大部隊に膨れ上がった
13:47離島脱海作戦では
13:49オバーリングするヘリから
13:51重装備の隊員が飛び込む
13:54骨折を防ぐために
13:56フィンは着水後海中で装着する
14:00訓練に臨むのは
14:02熟練した隊員たちだ
14:07南西諸島周辺の緊張が加速し
14:10部隊はさらに増員を迫られている
14:21駐屯地のプールでは
14:23全国から集められた隊員の訓練が続いていた
14:30戦力が分かるとの理由から
14:32年齢構成は明らかにされていない
14:37銃を携帯して飛び込み
14:39上陸用のゴムボートを目指す
14:45水を含んだ戦闘服は
14:47かなりの重さになる
14:51体力を要する訓練に
14:53女性隊員の姿もあった
15:18一回で登れてよかった
15:25さらに30キロを超える大型のリュックを持って飛び
15:29込む
15:31最低1週間生き延びるための道具が入っている
15:36水への恐怖心が起こり
15:38入浴もできなくなる隊員もいるという
15:44入児の際は最前線に投入される部隊だ
15:48衣装を書いた隊員も少なくない
15:52家族にさよならって言えない状況が出てくるかもしれない
15:57ので
15:57書ける準備だけ残しておこうかなという
16:03一応実感に書いておいてはあります
16:05親への感謝の気持ちだったりとか
16:10水陸機動団の活動地域は急速に拡大し
16:14アメリカフィリピンとの共同訓練も行われるよう
16:18になった
16:21万が一当初に進行があった場合に
16:25我々の部隊としては上陸をして
16:27そして島を奪回確保するという訓練をやっていまして
16:32あくまで我が国の領土を守ると
16:38しかし台湾有事に触れる質問には極めて慎重だ
16:44特段台湾有事云々というだけではなくて
16:47他にも幅広く関心を持ってニュースを見ています
16:55基地を誘致して活性化を図ろうとする事態は少なくない
17:022017年政府は北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するために
17:07秋田市と山口県萩市に陸上配備型の
17:12イージスアシュアの導入を決定した
17:172基で最低でも4000億円と言われ
17:20安倍内閣の爆買いだと批判された
17:29羽木市の建設予定地では
17:31ボーリング調査も開始され着工寸前だった
17:38しかし迎撃ミサイルのブースターの落下地点を
17:43完全にコントロールできないことや
17:46ずさんな現地調査が明らかになり
17:49政府は3年後突如計画を撤回した
17:54地元の関係者に衝撃が走った
18:00本業は食堂経営の森田市議
18:08議員になる前から誘致運動を強力に推進した一人だ
18:35ハワイのアメリカ軍基地の
18:38イージスアシュアを視察した議員もいた
18:42来てたら賑やかになってたんだね
18:47今工事中ぐらいのことかもしれないけどね
18:49それは交付税は流行るですし
18:53人口が増えればそれだけまた交付税に跳ね返ってきますし
18:59そういった意味では残念という
19:07建設が撤回された後にロシアがウクライナに進行
19:11した
19:19そして今年はアメリカのイラン攻撃が起きた
19:26報復としてイランは周辺国のアメリカ軍基地を
19:31攻撃している
19:33軍事基地から攻めていくというようなことがニュースでやってお
19:37られると私ら見て
19:41これはあってよかったのかなかったのか
19:44ちょっと考えるところもあります
19:52建設が始まれば連日大型トラックが粉塵を上げ
19:58て走ったに違いない
20:00幹線道路
20:03この日も全く人が歩いていない
20:07過疎は深刻だ
20:11今は何事もなかったかのように
20:15元の静かな電源地帯の日常が戻っていた
20:227月6日
20:24中国は原子力潜水艦から太平洋に向けて弾道ミサイ
20:30ルを発射
20:30模擬弾道とはいえ射程は1万2000キロを超えアメ
20:37リカ本土にも届く
20:40そしてこの3週間後
20:45サセボを母校とするイージス艦長会がアメリカで
20:50回収され
20:51巡航ミサイルトマホークの発射に初めて成功した
20:57米海軍の支援を得て
20:59太平洋上においてトマホークミサイルの実射試
21:02験を行い
21:03実際にトマホークを発射できることを確認しました
21:08射程は1600キロ
21:11中国の沿岸部がすっぽりと入る
21:16イージスとはイリシャ神話に登場する万能の盾だ
21:22戦首防衛に基づいて導入された万能の盾が
21:27敵基地攻撃の主力となるホコを搭載する
21:34日米の軍事力の一体化は加速し
21:38中国との熾烈な神経戦は
21:41再現のない軍閣競争の様相を見せている
21:50最初の特集でお伝えした核のごみの問題にしても
21:53基地の問題にしても
21:55国の方針によって揺れ動く地元住民の心境
21:58とても複雑ですよね
22:01複雑ですよね
22:02サセボは明治時代から海軍の街として発展してきました
22:06いわば基地や戦争と共に歩いてきたといっても過言
22:11ではありません
22:11サセボは防衛費増額を大歓迎です
22:15しかし戦争を歓迎しているわけでは決してありません
22:19地元の関係者は基地を引き受けて
22:22日本の安全保障
22:23防衛の一翼を担っているという意識がとても強いですね
22:29サセボというのは直線距離でいうと
22:32東京より上海の方が近いわけでね
22:35そういった意味でも何かアメリカの対中国戦力
22:40これにどんどん取り込まれているような印象もあるんですけど
22:43ね
22:45そうですね
22:46朝鮮半島も目と鼻の先ですね
22:49海爆庁の記者会見の発表でですね
22:52米海軍の支援のもととありましたけれども
22:55米軍との一体化は加速しています
22:58今後ですね
22:59アジアでのアメリカ軍の肩代わりをさせられる
23:03のではないかとの
23:04懸念がすごく強いです
23:06トマホークは400発導入される予定ですけれども
23:09順次イージス艦とかですね
23:11潜水艦に搭載されます
23:14VTRにあったようにですね
23:16戦首防衛の盾として導入されたイージス艦が
23:20トマホークという保護を持ちですね
23:22敵基地攻撃の主役になります
23:26熾烈な神経戦は再現のない軍閣に向かっています
23:30今回取材を通じてですね
23:33戦争を身近に感じるようになった時代でこそ
23:35やっぱり戦死防衛に日本は徹するべきじゃないかという思いを
23:40すごく強くしました
23:41ご視聴ありがとうございました