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  • 2 日前
京都。長い歴史を重ねてきた、この町を歩いていると、ふと足を止めたくなる風景に出会います。
たおやかインターネット放送HP:http://taoyaka.at-ninja.jp/
Kyoto. As you stroll through this city with its long history, you’ll come across scenes that make you want to stop and take a moment.
Taoyaka Internet Broadcasting Website: http: //taoyaka.at-ninja.jp/

カテゴリ

🏖
旅
トランスクリプション
00:07京都
00:08長い歴史を重ねてきたこの街を歩いていると
00:12ふと足を止めたくなる風景に出会います
00:16華やかな自社や賑やかな通り
00:20その一方で街の暮らしを静かに支えてきた建物があります
00:26そこには人々が暮らし働き工夫しながら受け継
00:31いできた時間が刻まれています
00:33今回のお出かけマイクはそんな京都の街に残された
00:38未来への知恵を探す旅
00:41訪ねるのは京五福都院屋として長い歴史を持つ杉
00:46本家住宅です
00:48古い建物の中に今私たちが考えたい
00:52サステナブルな暮らしのヒントはあるのでしょうか
01:02杉本家住宅の建物は明治3年1870年に建てら
01:08れたと案内されています
01:11そして2010年には国の重要文化財に指定されました
01:16正面に構える玄関
01:18町屋らしい虫子窓
01:20そして長い年月を経てきた柱や建具
01:25そこには当時の商家の姿が残されています
01:29古い建物というと
01:31昔の姿をそのまま保存しているように思うかもしれません
01:36けれども建物を長く使い続けるためには
01:40日々の手入れや工夫が欠かせません
01:43大切に使い必要なところに手を入れ
01:46次の世代へと渡していく
01:49新しいものを作ることだけではなく
01:52既にあるものを生かすこと
01:55この町屋はその価値を静かに伝えてくれます
02:02建物の中へ入ると
02:04こがやかな衣装が目に入ります
02:07ランマには花と蝶をあしらったすかしぼり
02:12座敷の壁には九条土が使われ
02:14光の加減によって青みを帯びて見えるといいます
02:19カビに飾り立てるのではなく
02:21素材の持ち味や光の変化を生かす
02:26その美しさには
02:28時間をかけて作られたものならではの
02:31味わいがあります
02:34そして座敷から目を向けると
02:36そこには庭の風景
02:39家の中にいながら
02:40季節や光の移ろいを感じることができます
02:44自然を暮らしから遠ざけるのではなく
02:47日々の生活のそばに感じる
02:50この空間に身を置くと
02:52そんな暮らし方も少し羨ましくなります
02:59杉本家住宅の見どころの一つが
03:02建物の各所から眺められる庭です
03:06宇都間の庭には薄い石が幾重にも敷かれ
03:09水盤の周りには
03:11海を思わせる衣装が施されていると
03:14案内されています
03:16この庭園は2011年に
03:19国の名称に指定されました
03:22庭はただ美しい景色を眺めるためだけの
03:26場所ではありません
03:28光の差し方が変わり
03:30季節によって風景が変わる
03:33その小さな変化に気づくことも
03:35暮らしの豊かさなのかもしれません
03:38便利さや速さを求める毎日の中で
03:41少し立ち止まり
03:43身近な自然に目を向けてみる
03:46そんな時間の大切さを
03:48この庭は教えてくれます
03:56杉本家住宅にはもう一つ
03:59見逃せないものがあります
04:02それは秋内と暮らしを守るための備えです
04:06敷地内には江戸時代から残るとされる
04:103つの蔵があります
04:12さらに地下には石室があり
04:14仏壇や眺望火災から守るために
04:18作られたと伝えられています
04:20秋内を長く続けるためには
04:23商品を売ることだけでは足りません
04:26大切な記録を残すこと
04:29失ってはならないものを守ること
04:32そして毎日の災害に備えること
04:36そうした備えがあってこそ
04:38仕事や暮らしを
04:40次の世代へつないでいくことができます
04:43昔の消化に残された知恵は
04:46今の防災や仕事を継続するための
04:49考え方にも通じています
04:54杉本家の秋内は江戸時代中頃に始まった
04:58京五福屯屋です
05:00案内によれば創業から270年以上の歴史を
05:05重ねてきました
05:07初代は伊勢の出身で14歳で
05:10京都へ修行に来たと伝えられています
05:14その後江戸の店で支配人を務め
05:1740歳で独立
05:20自らの秋内を始めました
05:23その仕事は
05:24歴代の当主へと受け継がれてきました
05:27長い秋内の歴史の中で語られるのが
05:30無駄を省き
05:32原約を徹底する姿勢です
05:35原約とは
05:36ただお金を使わないことではないのでしょう
05:39必要なものを見極め
05:41無駄を減らし
05:43大切な仕事を長く続ける
05:46限りあるものを生かし
05:47未来へつなぐ
05:50今私たちがサステナブルと呼ぶ考え方に
05:53重なるものが見えてきます
05:59杉本家を後にして
06:01街を歩いていると
06:03路地の一角に
06:04小さな歴史の名残が見えてきます
06:07京都神田明神です
06:10この場所には
06:11平安時代の平野正門にまつわる
06:14伝承が残されています
06:17正門の首が
06:18この地で晒されたとされ
06:20空谷商人が供養したという話も伝えられています
06:25ただし
06:25正門との関係については
06:28異なる見解も残されています
06:31大通りから少し入った街の中にも
06:34長い歴史と伝承が
06:36息づいている
06:37京都の街歩きには
06:40そんな出会いもあります
06:46そして今回の街歩きの
06:48もう一つの目的地
06:49西木市場へ
06:51京の台所と呼ばれるこの市場は
06:54魚や京野菜、漬物、乾物、豆腐や湯葉など
06:59京都の食卓を支える食材が集まる場所です
07:03市場の始まりは平安自売に遡り
07:07豊富な地下水を利用して
07:09京都御所へ
07:10新鮮な魚を収める店が
07:12集まったことに由来するとされています
07:16長い時間をかけて
07:17人々の食生活と共に歩んできた西木市場
07:22その魅力はただ珍しいものが並んでいることだけではありません
07:28日々の食事を支える品々と
07:30それを扱う専門店の仕事が
07:33今もこの通りに息づいているのです
07:39もちろん長い歴史を持つ市場も
07:43ずっと同じ姿だったわけではありません
07:46昭和の時代には
07:48中央卸売市場の開設や
07:50地下水の枯渇、大型スーパーの進出などによって
07:54存続の危機に直面したこともありました
07:58そこで卸売中心から
08:01氷へと軸足を移しながら
08:03今日まで歩みを続けてきました
08:07伝統を守るということは
08:09何も変えずに残すことだけではないのかもしれません
08:13時代の変化を受け止めながら
08:15大切なものを見失わず
08:17次の時代へ繋いでいく
08:20杉本家の町屋が
08:22建物と秋内の知恵を伝えているように
08:25西木市場もまた
08:26植文化と日々の秋内を通じて
08:29京都の暮らしを支えています
08:32古いものを守ることと
08:34新しい時代に合わせて変わること
08:37その両方があってこそ
08:39町の営みは続いていくのです
08:46杉本家の町屋と西木市場
08:50一つは建物と秋内を大切に守り続けてきた場所
08:55もう一つは
08:56食と人々の暮らしを支えてきた市場
09:00そこに共通しているのは
09:02受け継いできたものを生かし
09:04工夫を重ねながら
09:06次の時代へ繋いでいくという姿勢です
09:09サステナブルという言葉がなかった時代にも
09:12人々は暮らしを守り
09:15仕事を続けるための知恵を育んできました
09:19長い歴史を持つ京都の町には
09:21未来を考えるヒントが
09:23今も残されています
09:26古い町に未来への知恵がある
09:29お出かけマイク
09:31京都の街歩きからお届けしました
09:34ご視聴ありがとうございました

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