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教育トランスクリプション
00:16アメリカユタ州
00:19今年3月私たちはグレートソルトレイク砂漠のただ中
00:23に位置する米軍基地を訪ねた
00:31アメリカ陸軍ダグウェイ実験場
00:39実践を想定した生物化学兵器の使用実験が行わ
00:44れるアメリカ唯一の施設である
00:51現在生物化学兵器は国際条約で禁止されているにも
00:54かかわらず
00:55多くの国でその開発が続けられている
00:59この基地の設立目的は生物化学兵器への防御の
01:03ためとされている
01:05湾岸戦争で使用された毒ガスマスクもこの基地で
01:09テストされた
01:12基地の一角にある文書館
01:181942年に基地が作られてから今日までの生物化学兵器
01:23に関するあらゆる研究報告書が保存されている
01:34私たちはこの文書館で旧日本軍の最近戦部隊731部隊
01:40の膨大な報告書を発見した
01:442000ページに及ぶ最近の感染実験のデータ
01:48並びにアメリカの科学者による731部隊の調
01:52査報告書である
01:57最近を使った感染実験のデータ
02:01実験材料として使用されたのは400体以上の人間である
02:15報告書には実験に使われた最近の種類
02:18そしてアメリカの調査に協力した日本人研究者の名前
02:22が列挙されている
02:26石井志郎
02:28731部隊部隊長である
02:34甲状腺、肝臓、リンパ節、脊髄、肺
02:39実験材料にされた人体はすべて解剖され
02:42あらゆる臓器、器官がつぶさに観察されている
02:57人為的に細菌を感染させた人体には標本番号が
03:02付けられている
03:11このデータが取られたのは日中戦争下の9万種
03:15実験に使用された人の多くは現地の中国人である
03:20報告書は731部隊が行った人体実験の全貌を明
03:25らかにしている
03:32731部隊が本拠を置いたのは9万種
03:36現在の中国東北地方である
03:41当時日本は軍事力でこの地を占領し
03:44傀儡国家である満州国を建国していた
03:50満州国の首都新疆、現在の長春である
03:54日本はここ新疆を拠点に満州全域を治めた
04:05町の中心部に残る旧関東軍司令部
04:09強大な軍事力を誇る関東軍は日本の満州支配の
04:13要であった
04:18関東軍は軍事面だけでなく
04:20警察機構など満州国の治安や政治をも実質的に
04:24支配していた
04:28安定した権力と広大な大地
04:31さらにペスとコレラなどの伝染病の存在
04:36ヨーロッパ視察で細菌兵器の威力を確信した石井
04:39志郎は
04:40ここ満州で細菌船の研究を始める
04:48石井は1936年、関東軍に防衛機給水部を設置
04:54兵士を伝染病から予防し
04:56前線の水を確保することを表向きの業務とした
05:00後の731部隊である
05:07石井が731部隊の本部を設けたのは
05:10ハルビン郊外である
05:16そしてソビエトとの国境沿い
05:18ハイラル、ソンゴ、リンコウ、ハイリンの4カ所に
05:22支部を設置
05:23731部隊は本部支部合わせて3000人を要する大部隊
05:28となった
05:38ハルビンから南へ20キロ
05:41私たちは731部隊の本部があった兵房を訪ねた
05:47石井は陸軍省の許可を受け
05:491939年、ここに細菌船研究を目的とした
05:54巨大な研究施設を作り上げた
05:57それまで一貫村に過ぎなかった兵房は
06:00一大軍事基地へと変貌を遂げた
06:03しかし731部隊の活動は
06:06一般市民はもちろん
06:07部隊員の家族にも一切秘密にされた
06:13731部隊本部跡
06:18石井はこの建物に部隊長室を置いた
06:24元731部隊員が描いた完成直後の部隊地図
06:30鉄城網に囲まれたおよそ8キロ四甲に及ぶ敷地
06:34には
06:35専用の飛行場をはじめ研究室、学校、そして神社まで設
06:40けられていた
06:47終戦直前
06:48ソビエト軍による接種を恐れた731部隊は
06:52証拠隠滅のために主な施設を自らの手で徹底的
06:56に破壊した
07:00その時の破壊の跡が生々しいボイラー室
07:05ここには発電室もあり
07:07最近の培養に適した室温を保つための暖房を賄っていた
07:20731部隊には陸軍軍医学校をはじめ
07:24大学や民間研究所から
07:27当時の日本医学界の最高水準にあった数多くの研
07:31究者が集まっていた
07:35巨額な資金と恵まれた環境の中で
07:38研究者たちは細菌船のための研究に没頭していった
07:50今回アメリカで発見された人体実験のデータは
07:54まさにここでの研究で得られたものだったのである
08:01炭素菌、ボツリヌス菌、コレラ菌、ペスト菌
08:06報告書によるとここで研究された病原体は20種類
08:10以上に及んでいる
08:18731部隊は研究、実験、製造など8つの部に分か
08:23れ
08:24細菌兵器の実用化のための研究を進めた
08:30731部隊後から発見された研究用器具の数々
08:42菌を寒天や肉汁、ペプトンなどによって作られた下
08:46地に植え付け
08:47一定の温度と暗さが保たれたところで培養した
08:58戦争末期にはペスト菌、コレラ菌、炭素菌などの大量
09:02生産が可能となっていた
09:17石井式培養器
09:21細菌兵器の実用化のためには
09:23より強力な菌とその感染方法を開発することが必要
09:27だった
09:28この実験のために生きた人間が使われたのである
09:37実験材料とされたのは現地の中国人やロシア人、朝鮮
09:41人だった
09:43本部の傍らに敷かれた引き込み船
09:46実験材料となった人間を運び込む目的でも使用さ
09:49れた
09:50部隊に働かされていた宝さんはその時の様子を目撃して
09:55いる
09:56その時の様子を目撃している
10:004つの大門を開く
10:02日本人は白帽子、白衣、裳裏、裙をする
10:08褒めな靴を押した
10:11飛車が出てきた
10:13この人は1日1日間で
10:17彼は、彼と彼は、彼の彼は 彼が、彼の彼は、彼の彼に
10:22彼は、
10:24彼が、彼は8ペンで、彼は与えている、
10:30彼の彼は、彼の彼は、彼の彼に向かいから、
10:34彼がトップ盗んだタグではなくなりました。
10:38彼の彼があって、彼的な彼は、
10:40彼がとても悪いです。
10:47炉の字型をした研究棟はロゴー棟と呼ばれた
10:52このロゴー棟の内側には実験材料となった人々を監
10:56禁するための監獄があった
11:03終戦時731部隊は特にこの監獄を徹底的に破壊
11:07した
11:21ここに監禁された人々は丸太と呼ばれた
11:25その数は常時100人を超えていたという
11:29一人一人の丸太には番号が付けられ
11:31様々な人体実験に使われていったのである
11:40ペプトンと肉エキス
11:43食塩が0.5%
11:45田村芳生さんは731部隊製造班に所属し
11:49細菌の大量生産に従事した
11:52強い菌を売るための人体実験にも立ち会っている
11:56細菌によって違います
11:59細菌自身は動物体を通さなければ毒力が上がら
12:03ないんだと
12:06こういう点は言ってましたので
12:09言えば簡単なあれならば
12:12一度細菌を動物体
12:14人間の体を通すと
12:17それで毒力を高めると
12:20もう一つの点
12:21言える点は
12:22残酷そのものだという点はです
12:25息を引き取るか引き取らないかのうちに
12:28解剖を始めるということです
12:32それはやはり細菌の点から
12:35時間が経てば雑菌が生えてくると
12:38腐敗が進行すると
12:40そういう点から早い時期に
12:47目的のことをやると
12:56731部隊で繰り返された人体実験
13:00このような人体実験によってしか得られないデータが
13:04今回アメリカで発見されたのである
13:1230人の人体を使った
13:13炭素菌の感染実験
13:17炭素菌はペスト菌と並んで
13:19細菌兵器として最も重要視されていた細菌であった
13:24現在も兵器として研究が続けられている
13:3030人の実験例は
13:31皮膚からの感染
13:34飲食物を通しての感染
13:36呼吸器からの感染の
13:383つの感染経路によって分類されている
13:45標本番号403番
13:51これは34歳の男性が
13:53腹から炭素菌を感染させられた場合の
13:56実験データである
14:06この男性は感染から3日後に解剖されている
14:16菌が侵入して3日後
14:17人体はどのような変化をきたすのか
14:21まず解剖後の全体像が描き取られている
14:25鼻からの感染のため
14:27呼吸器系の臓器に顕著な影響が見られる
14:33炭素菌の毒素に蝕まれ
14:35細胞がエシ状態となった肺
14:40多くの肺胞で炎症が起き
14:42肺炎を起こしている
14:48菌に侵された肺組織のスライド写真
14:52それぞれの臓器は
14:53逐一顕微鏡写真で記録されている
14:59気管支の組織図
15:02喉から気管支にかけての粘膜が剥がれ
15:05強い出血が観察されている
15:08急性の出血性気管支援を起こしている
15:14炭素菌はリンパ管や血管に入ると
15:17全身に循環して肺結晶を起こす
15:25水蔵は死亡後直ちに
15:27自らの消化酵素によって
15:29溶け出してしまう臓器である
15:32死亡後の解剖では
15:33こうした詳細な観察は極めて難しい
15:40どの菌をどのような方法で感染させるのが
15:43最も効果的か
15:46こうした感染実験によって
15:47データが蓄積されていった
15:53部隊設立から1945年まで
15:57日本軍が旧満州で行った
15:59史上例を見ない人体実験の記録
16:02この記録がなぜアメリカに渡ることになったのだろうか
16:151945年8月9日
16:17ソビエト軍が一斉に旧満州領内に侵攻した
16:25関東軍は各地で敗退を重ねた
16:30ソビエト軍は関東軍の予想を遥かに超える勢い
16:33で
16:34ハルビンに迫った
16:38ソビエト参戦の直後
16:40陸軍省は731部隊本部に
16:43全施設を破壊し
16:45直ちに撤退するように命令を下した
16:53破壊作業は6日間昼夜を分かたず続いた
16:57この時監獄に収容されていた丸太も
17:00全員処分の対象となった
17:03元731部隊5長
17:05溝淵美さんは
17:07本部で警備破壊作業に従事した
17:13具体的にね
17:15はあやってるなというケアはもうすぐ分かったですね
17:19それはもうものすごい異様な匂いがありましたから
17:24それで
17:278月のね12日の
17:35正午過ぎやったかな
17:3913日の正午過ぎやったか
17:4112日の正午過ぎがね
17:44その丸太処理者が終わって出てきたわけです
17:48で僕の当年に西山君中におりましてね
17:53これがあの
17:55小田大臣の報告を見たんです
17:57丸太処理終わりました
17:59処理本数404本ですってね
18:02僕よく聞いてた
18:07本部にいた731部隊員は
18:09石井部隊長が手配した列車に乗り込み撤退した
18:13石井は専用機を使って
18:15証拠隠滅のために奔走していた
18:18731部隊大連出張所総務部長だった
18:22目黒雅彦さんは
18:23この時石井と大連で出会っている
18:28ハルピンの本部が全部満鉄の大地に行って
18:33全部朝鮮の方へ逃げちゃったんですよ
18:36それでまあ石井さんがその前に
18:38そのハルピンの部隊が全部なくなったかどうか
18:43そのフィルムを私とこへ持ってこられて
18:46それを全部現像焼き付けして
18:50それで陸軍省へ持って行ったのが最後です
18:57石井は破壊後の731部隊本部の様子を撮影し
19:02陸軍省に提出していた
19:04完璧な証拠隠滅が求められていたのである
19:12隊員たちは朝鮮半島を南下
19:14膨大な研究資料や物資を貨物船に積み
19:17不参考を執行した
19:21貨物船が目指したのは
19:22山口県仙崎港であった
19:263000トンの貨物船は2隻仙崎港に着岸しました
19:33800トンの上陸用集艇は
19:36これは全部東萩港に設岸して
19:41これが全部25日の午後時ですね
19:488月25日3000トンの貨物船2隻から大量の物資が
19:53下ろされた
19:54そしてこれらの物資はあらかじめ決められていた保管場
19:58所へと
19:58密かに送られていった
20:04まもなく731部隊員に解散が言い渡された
20:09石井は解散に先立って部隊員に次のような命令を
20:13下していた
20:18第1項が部隊の内容は
20:28秘匿性と覚醒と
20:31連合軍による尋問を受ける場合には
20:37貿易給水業務に従事しとったと答えよと
20:42第2項が観光庁に就職するなと
20:453項が隊員相関の連絡はするなと
20:52石井は占領軍による追及を恐れ
20:55部隊員たちに機密の保持を厳明したのである
20:59こうして731部隊員たちは日本全国に散っていった
21:10日本占領後
21:11GHQ諜報部いわゆるG2は
21:14731部隊に対する調査を開始した
21:18アメリカは捕虜となった日本兵を通じて
21:21戦争中から731部隊の存在を知っていたのである
21:29G2は距離の千葉に隠れ住んでいた石井を探し出
21:33し
21:34細菌兵器についての情報を提供するよう迫った
21:42そして石井たち731部隊幹部とG2との会合が
21:46密かに鎌倉の両邸で開かれた
21:52ここで両者の間にある合意が成立した
21:57石井たち731部隊員を戦争犯罪人に指名しない
22:02ことを条件に
22:03アメリカ側に情報を提供するというものであった
22:11そして1946年アメリカの生物船研究所から
22:15調査官トンプソンが来日石井への面談調査を行
22:19った
22:22トンプソンの報告書
22:25石井への面談をもとに
22:26細菌の製造法や細菌爆弾の研究成果などがま
22:31とめられ
22:31ワシントンに提出された
22:35しかしここには重要な事実が触れられていない
22:38人体実験の事実である
22:42石井は実験は動物を使ったと主張した
22:45731部隊幹部の間では
22:47人体実験の事実は隠し通すという申し合わせが
22:51出来上がっていたのである
23:04アメリカが東京で731部隊の情報収集を行って
23:09いた
23:09まさにその頃
23:10ソビエトでも731部隊に対する調査が始まろうとして
23:14いた
23:23当時アメリカと激しく戦後世界の主導権争いを演
23:26じていたソビエト
23:28私たちはこの間のソビエトの動きを追った
23:36第二次世界大戦後
23:38アメリカと並ぶ超大国に踊り出たソビエト
23:42ソビエトは東ヨーロッパの共産化を進める一方
23:45で
23:45原爆など新兵器の開発を進め
23:48軍事大国への道を突き進んでいた
23:56極東での勢力拡大を目論んで日本参戦を決断したス
24:00ターリン
24:01スターリンは対戦で疲弊した国土復興のために
24:05戦争捕虜を労働力として利用することを決定した
24:11スターリンから極東軍司令官へ当てたゴフヒ電報
24:1650万人の捕虜を確保せよ
24:23スターリンは終戦直後
24:24早くも日本軍捕虜を抑留し
24:27国内各地で労働に刺激する具体的な計画を命じ
24:31ている
24:36ソビエト軍に抑留された60万人近くの日本軍捕虜
24:40は
24:41続々とシベリアの奥地に移送されていった
24:48彼らが送られたのは多くは寒さをしのぐすべもない
24:52未踏の原野だった
24:57この抑留者の中にはソマン国境に置かれた
25:00731部隊支部の兵士も数多く含まれていた
25:07ソビエトは戦前からの重宝活動を通じて
25:11731部隊の存在に注目していた
25:14ソビエト内務省は抑留者の中から
25:18最近戦部隊員の割り出しを開始したのである
25:25極東の軍事拠点ハバロフスク
25:31各地の収容所を統括する
25:33抑留政策の中心ともなった
25:37抑留者の調査を担当したのは
25:39ソビエト内務省のハバロフスク支部であった
25:45ここには日本軍捕虜の資料、聴書などが残されていた
26:09内務省では各収容所で得られた
26:12捕虜一人一人の個人情報を
26:14ハバロフスクに集め、モスクワへ送っていた
26:19ソビエト側が身元割り出しを急いだ兵士の前
26:23歴は
26:23憲兵隊、特務機関、そして731部隊であった
26:30部隊名を慎重に隠して収容されていた
26:33元731部隊の兵士たちも徐々に割り出されてい
26:36った
26:41ソビエトは捕虜取り調べのために
26:44数多くの日本語を話す人を集め
26:46各収容所に配置した
26:49キムさんもその一人である
26:52ハバロスクから
26:54鉄製といいますか
26:56ハバロスクの通訳たちが作ってくれた
26:59タイプライターで売った小さな辞書みたいなのを
27:02送られてきまして
27:04いろんな医学用語とか
27:05とにかく731部隊に関係のある用語
27:08かなり入っていったのを送ってもらって助かったわけですけれども
27:14そういうことで731部隊に関してはかなり
27:18大掛かりな調査といいますか
27:21行われていました
27:23そういうことで731部隊のいろんな人たちを探し出して
27:26その後はもう一人出てくれば
27:29お前と一緒に勤務したの誰だと
27:31どこにいると
27:32このラーゲーにいるかということで
27:34だんだんだんだん分かってきます
27:40ソビエトは抑留者の中からある重要人物を発見した
27:46731部隊第4部課長
27:48唐沢富雄軍医少佐である
27:551946年9月
27:57唐沢は自らの軍歴と731部隊の活動を告白した
28:03そこには中国での細菌使用実験と
28:06細菌の大量生産についての記述が含まれていた
28:10ソビエト側はこの唐沢の骨格に注目した
28:16ハバロフスクの内務省から
28:17モスクワへ連日のように情報が送られている
28:27唐沢の供述
28:29石井は中国で細菌兵器の使用実験を行った
28:33唐沢の製造部門では
28:35チョーチフス菌70キロコレラ菌50キロを製造でき
28:39た
28:41この尋問聴書を
28:42東京裁判のワシリエフ検事に送付することを検討
28:46されたし
28:54日本の戦争責任が問われた東京裁判
28:57裁判はアメリカの主導で進行していた
29:02一方ソビエトは日本軍のソビエトに対する戦争行
29:05為を強調し
29:06日本への影響力を行使しようとしていた
29:10しかしソビエト側の主張は決め手を欠いていた
29:171946年秋
29:19検事スミルノフがモスクワの機体を担って
29:22ソビエト検事団に加わった
29:27スミルノフはニュールンベルグ裁判で
29:30ナチスドイツの毒ガス実験などを告発した
29:33ラツワン検事であった
29:35スミルノフは731部隊の存在に注目した
29:45ハバロフスクではさらにカラサワが供述を進めて
29:48いた
29:4912月末には自ら人体実験の事実を書き記した
30:02スミルノフは直ちにウラジオストクに飛んだ
30:05カラサワをハバロフスクから呼び寄せ
30:07自ら尋問を行ったのである
30:15そしてスミルノフは
30:17日本国内に潜伏している人体実験の責任者の名前を
30:21改めて聞き出した
30:26ソビエト検事団は
30:281947年1月8日
30:31アメリカG2代表ビーロビー宛てに
30:34一通の覚書を送った
30:37我々は関東軍が最近戦の準備をしていたという確証をつか
30:42んだ
30:43人体実験の事実について
30:45石井たち731部隊幹部3名の尋問を要求する
30:56ソビエトの要求にワシントンは混乱に陥った
30:59アメリカはこの時まで人体実験の事実を知らなかった
31:03のである
31:08ソビエトは証拠となるカラサワの尋問聴書を送
31:12りつけてきた
31:16この聴書によってアメリカは
31:18石井たちが人体実験のデータを持っていることを確
31:21信
31:22ソビエトに先駆け
31:23このデータを入手することを目論んだ
31:333月
31:34ワシントンの国務省と陸海軍からなる
31:373省調整委員会は
31:39次のような方針を決定した
31:43ソビエトの尋問要求には応じる
31:46ただし石井たちへの再調査を行い
31:49ソビエト側に対して
31:50明らかにすべきでないことは言わないように指示する
31:57石井たちへの再調査のために
31:59一人の人物が選ばれた
32:02ノーバート・フェル博士だった
32:094月来日したフェルは
32:11元731部隊幹部への接触を開始した
32:17ノーバート・フェルは
32:18アメリカを代表する
32:20生物科学船の専門家であった
32:27フェルはソビエト側の尋問に先立ち
32:30元731部隊の幹部たちと連日精力的に面会を
32:34重ねた
32:42私たちはこの時のすべての尋問調査に同行した
32:46情報証拠Yが健在であることを知り
32:49接触を図った
32:54彼はワシントン近郊に住んでいた
32:58一旦はインタビューに応じる約束をしたものの
33:01直前になって断ってきた
33:10私たちの再度の申し入れに対して彼は
33:13匿名を条件に声だけの取材に応じた
33:26インタビューは陸軍省高官の自宅で行われた
33:46私たちの専門家の専門家の専門家の専門家の
33:51専門家の専門家を
34:18報告をすると
34:19私たちはどんな専門家の専門家の専門家の専門家
34:26の専門家に線に行われた
34:28私たちは知り合いに対する
34:29海戸家は知り合いに対する
34:32自宅に通過他に対して
34:35世の人が行われた
34:37私たちの人とこの世界が
34:38観点によって
34:39私たちの人とは
34:39毎日に対する
34:39人命を
34:41側に
34:57フェルはイシーたちに対して次のことを指示している
35:02ソビエト側に対しては以下のことを認めてはならない
35:06人体実験の事実
35:08中国での使用実験
35:10そしてアメリカ側との事前の接触の事実
35:22スミルノフを代表とするソビエト側検事団によ
35:25るイシーたちへの尋問は
35:27アメリカ側の立ち会いの下で行われた
35:34東京裁判のソビエト検事団とモスクワとの間
35:37で交わされた往復書簡
35:41コロナ禍にスミルノフが731部隊の幹部の一
35:45人を尋問した時のメモが残されていた
35:50菊池との会見
35:52唐沢の尋問聴取を見せたが菊池は人体実験の
35:56事実を否定した
35:58それらは全て動物で実験されたという
36:09731部隊の幹部たちにソビエト側が尋問した日
36:12付が記録されている
36:14いずれもフェルの尋問日の直後である
36:18アメリカ側はことごとく先回りをし口封じをして
36:22いたのである
36:30石井に対するソビエト側の尋問は
36:33石井が隠れ住んでいた新宿区若松省の旅館で行わ
36:37れた
36:39この尋問にはアメリカの情報商工Yも立ち会っている
36:43そのまま伝われた
36:57I think he was ill a little bit but certainly not to the degree that he was not physically
37:04qualified to be interrogated or anything like that but our main position was that he doesn't
37:10say anything to the Soviets because we knew that Smirnoff would be questioning him later
37:17and that was the reason I put in a little bit there about pretending to be sick more
37:22than he is he was so impressed with the interrogation techniques because I overheard him saying Russian
37:32words naturally but two words that really struck me he constantly said get it out bomba talking
37:39about bombs and keep repeating those words those are the two words that I was able to pick up but
37:47he would look at it just stare at him directly in his face and he just rattles off from
37:54Russia but he
37:55knew that he was a lost battle and as I indicated there I remember very clearly how upset he was
38:01because he went like this you know spat on the ground and rattled off from Russian that's when
38:07I asked Schweitzer what did he say we would have made him talk long ago if we had him
38:14in our hands
38:18so
38:19Soviet側の尋問を控えた5月初め石井はフェルに
38:23次のような申し出をしていた
38:30私はロシア人には情報を明かさない もし戦争犯罪
38:35人として訴追しないことを文書で約束してくれるならば
38:38全ての情報を与えることができる
38:42私は最近戦の専門家としてアメリカ軍に雇われたい
38:47来るべきロシアとの戦争に備え
38:50私が20年にわたって培ってきた最近戦の研究成果と経
38:55験を
38:55あなた方に全て提供しよう
39:04東京裁判はその後もアメリカが主導権を握ったま
39:08ま推移した
39:13石井たちから人体実験の裏付けを得られなかったス
39:16ミルノフ
39:18ソビエト検事団は731部隊の行為を暴露し
39:22その責任を追求することをついに断念した
39:281948年秋東京裁判は決心した
39:39こうして人体実験のデータは全てアメリカの独占
39:43するところとなった
39:45元731部隊の幹部たちは各自の専門分野の報告
39:49をまとめ
39:50アメリカ側に提出していたのである
39:551947年12月12日
39:58731部隊の調査を終えた生物船研究所は
40:02アメリカ国防総省に最終報告書を送った
40:06そこには次のように記されている
40:13これは日本の科学者が数百万ドルの費用と長い歳月
40:19をかけて得たデータである
40:22このような情報は我々自身の研究所では得ることができ
40:27なかった
40:29なぜなら人体実験には良心の過酌があるからである
40:39これらのデータは総額25万円で得られた
40:43研究にかかった実際の費用に比べれば微々たる額
40:47である
40:52自ら進んでこの情報を提供してくれた人たちには
40:56迷惑がかからないように望みたい
41:01そしてこの情報が他に渡ることがないようにしなければならない
41:10アメリカに提出された人体実験のデータの数は
41:14400人分に上った
41:20旧満州で日本軍が行った人体実験の記録は
41:25アメリカの軍事目的のために貢献する結果となったので
41:28ある
41:37戦後間もなく731部隊をめぐって
41:41アメリカとソビエトとの激しい駆け引きが行わ
41:44れた東京
41:47アメリカに協力して情報を提供した731部隊幹部
41:51たちは
41:52その後731部隊について固く口を閉ざした
42:00731部隊の記録とその罪は
42:03闇に葬り去られようとしていた
42:12しかし東京裁判決心の翌年
42:15ソビエトは独自の軍事裁判を開き
42:18日本の最近戦部隊の罪を骨葛した
42:22代表検事席に座ったのはスミルノフ
42:27帰国席には東京裁判の部隊裏で
42:30その名が光った唐沢の姿もあった
42:34人体実験のデータはアメリカが独占したが
42:37ソビエトには数百人に及ぶ
42:40元最近戦部隊員が抑留されていたのである
42:47ソビエトが最近戦部隊を裁いた
42:4926冊に及ぶ全ての裁判資料が
42:5240年の歳月を経て初めて公開された
42:58ハバロフスク軍事裁判
43:00厚いベールに包まれてきた裁判の実像が
43:04今明らかになろうとしている
43:18ご視聴ありがとうございました